万葉の和歌5首がテキスト。春、夏、秋、冬、そして春という順序で、和歌の短詩型をそのまま活かし、各曲は短い物となっている。ある一瞬を切り取り、切り取られたものの中に永遠を感じさせるという和歌の手法を作曲の原理として用いた。